世界各国で産出している代表的な天然石・希少価値のある天然石、またその原産地をご紹介していきます。
「天然石」と一言でまとめられていますが、天然石の種類は豊富にあり世界中から産出されているのです。
世界屈性の天然石産地国USA!
USAは世界屈指の天然石の産地国です。
USA産の天然石は、日本では一部の天然石を除き殆ど有名ではありません。
あまり輸入されていない様ですが、ブラックオパール、アレキサンドライト、翡翠を除く殆どの一般宝石が採れます。
産出量はともかく品質の良い天然石を産出し、レアストーンも多種産出しています。
USA産レアストーンには、殆どここでしか採れないコレクター垂涎の他には無い独特の魅力を持った宝石が二種類有ります。
ベニトアイト1つ目の天然石は、美しいブルーのベニトアイトです。
カリフォルニア州のサンベニトで産出されています。
1906年に発見され、発見時はサファイヤだと思われたそうです。
見た目は似ているのですが、清々しさを感じさせる明るいブルーの天然石です。
成分や特性が異なる鉱物でサファイヤより透明感に優れています。
この天然石は大きな結晶になりにくく、カットに値するような高品質の原石となると非常に稀です。
1カラット以上のカット石はまず入手することができません。
なにしろ世界で一番大きいものでも7.8カラットといわれています。
サファイヤの世界最大のカット石が1千318カラットですから、その稀少価値がわかります。
このような理由より非常に高価なレアジェムとなります。
レッドベリル2つ目の天然石は、赤色のレッドベリルです。ユタ州のワーワーで産出されています。
「ベリル」という言葉はあまり聞いたことがないかもしれませんが、エメラルドやアクアマリンの鉱物名を「ベリル」と言います。
このベリルに成分として鉄が混ざると透明色のアクアマリンに、クロムが混ざるとクレオパトラも愛用していた緑色のエメラルドに、そしてマンガンが混じることによって、濃赤の色味を持るレッドベリルになります。
レッドベリルは、エメラルドのグリーンを赤に置き換えたような質感が特徴で、同じく赤系統のルビー、スピネル、ガーネット等とはまた異なった雰囲気の魅力を持つ美しい天然石です。
ベニトアイトと同じく、レッドベリルも大きな結晶になりにくく稀産です。
透明感の良いもの、程良い赤色(濃色だと色が暗くなります)をしている原石は稀少で、良質のカット石はかなり少ないです。
非常に高価な宝石となり、品質と大きさが同等なエメラルドのほぼ5倍の価格となります。
その他の天然石USAで産出される他の天然石として、アリゾナ州でペリドットやファイヤーアゲート、カリフォルニア州でクリソプレース、ネバダ州やいくつかの州でターコイズ、さらにサンストーン、アマゾナイト、スピネル、トルマリン、ロードクロサイト、ロードナイト等々が産出されます。
その他の天然石と原産地その他にもたくさんの天然石と原産地があります。
例えばインドで採れる天然石の中でも、ダイヤモンドとサファイヤは世界一と称されています。
メキシコでは、10年ほど前に発見された虹色に輝くガーネットで、レインボーガーネットと呼ばれるものがあります。
オーストラリアと言えばオパール、そしてピンクダイヤモンドで世界最高の品質と産出量を誇ります。
ターコイズ12月の誕生石にもなっている、ブルーに輝く「トルコ石」。
この「トルコ石」は、多くの方がトルコ産の天然石だと考えているようです。
しかし実は、ペルシャ(現在のイラン)で採掘したものが、トルコ経由でヨーロッパに持ち込まれたことから「トルコ石」と呼ばれるようになりました。
また、その石を運んでいた商人が主にトルコ人だったというのも由来に関係しているようです。
「トルコ石」とは、産地ではなく非常にトルコにゆかりがあったため、そう呼ばれるようになったのです。
トルコに旅行された方などは、よくご存知かと思いますが、トルコでは、トルコ石の産出は全くといっていいほどありません。
土産物としても沢山売られていますが、国名が付いているのでやむを得ないのかもしれません。
現在、主な産地としてはイランやアメリカのアリゾナ、ネバダ等の4州、エジプト、そして中国などです。
現在トルコで売られているトルコ石もイラン等からの輸入品です。
ターコイズの特徴は、硬度が低い、つまり、やわらかいところです。
そのため、加工しやすく、世界各地で宝飾として広まっていったのです。
また、ターコイズは魔よけの石と言われ、持ち主に危険を察知して、身代わりとなって石が割れたり、色の変化によって危険を伝えたという、いい伝えがあります。
特に、中近東の商隊では、ラクダに護符としてターコイズをつけていたといいます。
プレゼントとしても、ターコイズは愛され続けています。
ターコイズは人に贈ることで不思議な力が増すと言われ、特に大切な人へのプレゼントに選ばれてきました。
インカーローズインカローズは、ギリシャ語で「バラ色の石」という意味を持ち、生命力を象徴する「情熱の石」です。正式にはロードクロサイト(Rhodochrosite)という鉱物で、マンガンに起因するピンク色が特徴です。
そのカラーバリエーションも幅広く、ピンクを中心に白、赤、黄灰色、オレンジ、茶色などが入っているインカローズもあります。
当時、インカローズの産出地の多くは、アンデス山脈から産出されていましたが、現在では世界中のいたる場所で見つかっています。
本場とされるのは、ペルー、アルゼンチン、ナミビア、ロシア、スペイン、メキシコなどですが、他の石と同様に産地によってカラーに特色があります。
また、インカローズは、身につけることで燃えるような恋を呼び込んでくれると言われ、誠実さには透明なピンク色、不誠実さには色を白く変えるという伝承があります。
そのためか、昔から恋愛成就や結婚運、恋愛で悩む人々にジュエリーとして愛されてきた石で、永遠のパートナーと情熱的な人生を望む方にはピッタリと言えるでしょう。
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